特許製法
きあらが誕生するまで・・・
Process
工場長
大宜味村で養豚場を営んでいた頃にその過程で発生する糞尿の処理に頭を悩ませ、独自で糞尿の固形分と水分を分離して処理量を減らすことができる脱水処理装置を製作しました。
その後、養豚事業の先行きに不安を感じ、新事業の展開も考えていた。
そんな平成11年頃に、青汁がブームとなり、この脱水処理装置を植物を搾汁する装置に改造し、月桃から青汁を絞る事業に取り組んだが、製品の保存がきかずに消費者からクレームが相次ぎ失敗。
あるとき、月桃の蒸留水ならば長期保存が可能ではないかと思いつき、蒸留装置を開発し、搾汁機、月桃蒸留水および装置、製法など試行錯誤を重ね7つの特許を出願、取得し、平成15年6月16日に雑貨商品『大宜味の月桃水きあら』として誕生。
平成19年に大宜味の月桃水から化粧品『きあら』として生まれ変わる。
月桃の蒸留水を試作して防虫・防臭や食品保存効果などについて、自身で実験を繰り返し様々な効果があることを確認。
養豚で髪に付いた臭いを取るため、消臭剤として吹きつけると、しつこい悪臭が取れた事から、さらに使い続けていくと、抜け毛も改善された。
平成15年孫娘の姫阿楽きあらと名付け販売開始
弊社は、安心安全で人と環境にやさしい商品造りをモットーにしています。月桃に携わって約10年余り、月桃以外の原料は食材を使い、防腐剤や石油由来原料で合成された成分は一切使用していません。
原料の植え付けから商品の開発、販売までを一貫しております。
現在国内で販売されている月桃蒸留水は、月桃精油のデータを使い、いかにも月桃蒸留水にもその効果があるかのように、消費者に誤解を与えるような説明がなされ販売されていますが、従来の水蒸気蒸留法(フローラルウォーター)を使い製造した月桃蒸留水には殺菌力が確認されませんでした>>>
私たちは、エビデンス取得や特許、安全性試験に重点を置き、天然素材や食材を使った自然の恵みをより自然に近い OnlyOneOrganic商品として、一つ一つに想いを込めお届けするよう努めております。
STEP 1
スクリュー式搾汁機
月桃の葉・茎を搾汁機にて搾汁
工場長が自ら部品作りから組み立てまでを行い完成させたスクリュー式搾汁機を使用し、繊維が多く加工の難しかった月桃の茎部分から葉、花、種、月桃の全てを約90% まで絞り出す。
月桃は、葉に精油、茎には抗酸化成分があると言われています。
STEP 2
搾汁液蒸留法
月桃搾汁液を蒸留
希釈で効能が低下するなどといった難点を解消し、従来では実現出来なかった水を使用せず、月桃がもつ力を引き出す事に成功し、正真正銘「水を一切使わない純度100%」の月桃液が誕生しました。
STEP 3
月桃成分の発酵法
月桃成分を発酵
抽出した濃縮液に含まれる月桃由来の発酵菌( 乳酸菌及び酵母) を使い発酵させる事により悪玉菌には強い殺菌力を示し、善玉菌( 常在菌等) に対し抑制をするという発酵成分が完成しました。
また肌の健康に寄与する天然保湿成分(NMF)として、乳酸、遊離アミノ酸、ミネラル類が含有していることを確認しました。特に乳酸と遊離アミノ酸が豊富であり、これらはその発酵法によって生成されたものです。
STEP 4
月桃蒸留製品の製造法
【特許4960947号】
ハーブ等植物の精油抽出方法並びにハーブ等植物の蒸留液製品
植物の搾汁液を使い、葉・茎・根茎・果皮又は果実の搾りかすのからの精油抽出方法。
上記の精油抽出方法で出来た蒸留液の利用方法(皮膚ケア用、洗浄液)。
上記の製法で出来た精油。
上記の製法で出来た蒸留液。
一滴の水も添加物も加えていない、純度100%天然成分の月桃液です。
また「きあら」は月桃の栽培、収穫から搾汁、蒸留といった全ての行程が一貫して手作業で行われている、生産者の思いが一本一本に込められたこだわりの商品です。